書いているときは”書けている”か、わからない。”書けている”はずだと信じて書くのだけれど、浮き上がったり、沈んだり、不安定な飛行を繰り返して、とりあえず飛んでいる。”書けていた”ことがわかるのは、いつもできあがってだいぶ経ってからだ。数年後とか。まだ”書けていた”と思えないものもある。